学校は工業系ではなくて普通科だったんですが、“ものづくり”が好きだったので、卒業後の就職は機械をつくる仕事を選びました。でも、当時、景気がすごく悪くて会社が倒産してしまい、その翌年にはリーマン・ショックがあったりして、ハローワークに行っても前職と同じような職種の求人がほとんどないような状態で、手当たり次第にって感じで転職先を探すなか、ようやく出会えたのが、この会社でした。

仕事は入社当初から、できました。仕事の内容が前の会社でしていた仕事と同じような内容だったので、特に困るようなことはありませんでした。また、この会社の人たちは、みんな結構仲が良くて、職場の雰囲気も良かったですし、製造関係の人って職人さんみたいな人が多いんですが、僕としてはそんな人たちと一緒に仕事をすることが自分の性格に合っているということもあって、最初から働きやすかったです。

技術はまだまだ身につけていかなくてはダメだと思っています。自分で考えるだけではなく、コミュニケーションを取らんとうまくいかないことも多いので、周りと相談したり話す機会が増えたかも。また、工具屋さんに『いい道具ないか？』とカタログをもらって色々話を聞いて新しい工具の導入を社長に提案したりもしています。目標は、より良いものを、より速くつくること。そこに、やりがいも感じています。